立命館大学では数年前から15回の出講が義務付けられています。語学などの科目では15回目に最終講義試験を実施します。定期試験期間に試験を実施しなければならない科目の場合には、これまでは15回目の授業は休講にしてもよかったのですが、今年度から15回きっちり授業を実施したうえで、さらに定期試験監督にも出講することが義務付けられました。これでは出講日が1回分増えることになるため、組合は昨年末に定期試験監督手当を支払うように要求していましたが、このたび定期試験監督手当として1万円を支払うという回答がありました。私立大学の多くは月給制であるため、大学の都合で強制的に出講回数を一回増やしても知らぬ顔というところがあるとすれば問題です。そんなときには黙っていないで、すぐにでも賃上げを要求しましょう。